【芸能】M-1グランプリ審査員長むらむら
どうもお笑い評論家のむらむらです。
以下は完全に僕の完全たる自慰行為なので興味無い方はご退出して構いません。
お笑いの道を極めている訳でもない人間が評論するのはおこがましい限りですがお笑い好きなのでこればかりは許してください。僕の勝手な意見です。
熱量が伝わりきらないと思いますし、上から目線があまりに気持ち悪く、イタいので恐らく気を悪くする方もいらっしゃると思います。ご了承ください。
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ミルクボーイが優勝しましたね。
生放送でみれませんでしたが、バイト終わった後スマホを触らず情報を完全に絶った状態で挑んだので僕のM-1は23時から始まりました。新鮮な気持ちで見れたので楽しかった!!
今年はおもしろかったです!!!!!!!
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まずは開幕前のお話から。
初出場7組に見取り図とかまいたちという面々。
去年の霜降りの優勝もあって若手に若干注目が集まってた感じでしたね。
とは言っても最初決勝のメンバーが決まった時は安定感のあるかまいたちがひとつ飛び抜けている印象でした。
実際3組目の和牛が終わった時点でも
やはり実力派が強いな
と思っていたところでした。
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構成面から見ても今年のM-1は構成作家がネタ順を選んだのかと疑うほどこの上ないネタ順でした。ラグビー日本代表に作家賞あげていい。
TBSの藤井さん、テレ東の佐久間さん、第3のバナナマンオークラさんでも思いつかないほどの構成でした。
ニューヨーク、かまいたち、和牛とネタが終わった時点では誰も今年の優勝者を想像していなかったでしょう。あと7組残った序盤でピークを迎え、盛り下がることを危惧していたほどでした。。。
そしたら次に出てきたのが〈 すゑひろがりず 〉ですよ。ぽんぽんぽん。。。
空気がガラッと変わったのを感じました。
例年ですが特に盛り上がった組の次の組は空気に飲まれて変な間であったりタイミングがズレることで、.........あれ?というような時間を作ってしまいがちなんです。
それが、
トップバッターのニューヨーク、圧巻のかまいたち、スタイルを捻ってきた和牛が作り上げた混沌とした空気中の分子が1回元の場所に戻ったのを感じました。
今年のM-1の楽しみを作ったのは〈 すゑひろがりず〉だと思います。
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温められた空気を全て爆発に変えたのが優勝した〈 ミルクボーイ〉でした。
どんどん引き込まれていくしゃべくり漫才は久々に見た感じがします。長めにツッコミを入れるのはかなりの技量が必要です。長いツッコミがウケるのはワードセンスとテンポが合致しないと上手くハマりません。有名どころで言うとハライチの漫才みたいなものでしょうか。
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で最後の盛り上がりを見せたのが〈和牛〉を2点差で下した〈ぺこぱ〉でした。
〈ぺこぱ〉はネタは見た事がなく、最後まで控え室ルームに残っているメイクしたおじさんを見るとだいぶイタかった。
という第一印象はすぐに飛んでいきましたね。ツッコミの角度が最後までわからず、終盤にはどんなツッコミをするのか?とワクワクした気持ちで漫才を見ることが出来ました。
劇場では人気の高い第7世代筆頭の〈インディアンス〉と〈からし蓮根〉が奮わずという結果でしたが、その理由は評価の高かったコンビに共通して審査員が言っていた言葉にあると思います。
コンフレークかコンフレークじゃないかで4分使った〈ミルクボーイ〉、USJとUFJ言い間違えたかどうかで4分使った〈かまいたち〉。
内容が単純明快であったことが共通項だった思います。
富澤さんかな?言ってたの誰だっけ
以上のことから
話す時に情報量が多すぎたら伝わるものも伝わらないということを学びました。
来年もM-1グランプリ楽しみしています。
ここまで読んでくださった人、たぶん友達になれます。
p.s:ミルクボーイの漫才終盤に松本人志さんが(覆したな、、、)と悟ったような笑い方がとても印象に残ってます。